【バーチャル観光】オンラインを活用して世界旅行を楽しもう!
バーチャル観光は、自宅にいながら好きな場所に訪れることが可能です。
一方で、実際のバーチャル観光がどのようなものなのか分からないという方もいるでしょう。
そこで本記事では、バーチャル観光の魅力や選び方を紹介します。
オンライン旅行の種類やおすすめの観光スポット、実際の旅行への活用方法などについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
バーチャル観光の魅力と可能性
バーチャル観光には、通常の観光と異なった魅力と可能性があります。
大きな魅力は、以下の3つです。
- 時間と場所の制約を超える旅行体験
- コストパフォーマンスの高さ
- 新しい文化との出会い方
ひとつずつ解説します。
時間と場所の制約を超える旅行体験
バーチャル観光であれば、時間と場所の制約がありません。
オンライン環境が整っていれば、好きな時間に好きな場所へ出かけることができます。
仕事が忙しくまとまった時間が取れなくても、体調が悪く出かけられなくてもリアルな体験が可能です。
コストパフォーマンスの高さ
通常の観光に比べ、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
一般的に旅行で観光するとなれば、交通費や入場料、食事代などさまざまな金額が発生します。
さらに遠方であれば、宿泊代も必要になるでしょう。
一方でバーチャル観光なら、無料で楽しめるものも多数あります。
費用が発生したとしても数千円程度がほとんどですので、コストもかからずに楽しめるのが魅力です。
新しい文化との出会い方
新しい文化に気軽に出会えるのも、一つの魅力です。
内部公開していないような観光名所でも中に入れる場合があり、実際の観光以上に文化と触れ合える可能性があるでしょう。
またツアー形式の観光などやメタバースを活用したバーチャル観光の場合、現地の人と交流できたりツアー客と同じ体験を共有できたりもします。
このように通常の観光と比べ、新しい文化に手軽に出会うことが可能です。
オンライン旅行の種類と特徴
オンライン旅行の種類は、大きく分けて4つあります。
オンライン旅行の種類 | 特徴 |
ライブコマース | 現地で買い物ができる 他のオンライン旅行と一緒に組み込まれていることが多い |
ライブツアー | ガイドと一緒にオンラインで観光をするツアー |
スキルシェア | 現地の言語や歴史、料理・伝統などを学びながら観光できるツアー |
バーチャルツアー | VR技術を用いて、仮想現実に観光名所を再現したツアー 好きなとき、好きなタイミングで行ける |
美術館・博物館ツアー | 写真や動画で美術館や博物館を巡るツアー ライブではない |
オンライン旅行といっても、上記のようにいくつか種類があります。
一人でのんびり自分のタイミングで体験したい場合は、バーチャルツアーなどを利用するとよいでしょう。
ガイドからさまざまな情報を得たかったり、本当のツアーと同じように楽しみたかったりするのであればライブツアーなどを活用するのがおすすめです。
ただし時間が決まっているため、しっかり予定を空けておくようにしましょう。
バーチャルツアーの選び方と参加方法
ここからは、バーチャルツアーの選び方と参加方法を解説します。
参加に必要な機材についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
信頼できるプラットフォームの見つけ方
まずは、信頼できるプラットフォームを見つけましょう。
心配な方は、大手旅行代理店のサービスから始めてみるのがおすすめです。
例えばHISではオンラインツアーを6,000件も提供しているほか、JTBでも海外ツアーなどを展開しています。
また、HISでは実際の旅行の前に下見として使えそうなツアーがたくさんあるので旅行の下見としてバーチャルツアーを利用したい方はぜひチェックしてみてください。
そのほか歴史や行きたい場所が決まっているのであれば、県や都で運営しているバーチャルツアーや、博物館や美術館の公式サイトで公開しているものもあります。
まずは提供元がはっきりしているプラットフォームを選び、参加してみるのがよいでしょう。
自分に合ったツアーの選択ポイント
自分に合ったツアーを選択しなければ、せっかく参加しても満足のいく結果になりません。
具体的には、以下のポイントをおさえ自分に合ったツアーを選択します。
- 興味のあるテーマを選ぶ
- 訪れたい国や地域を選ぶ
- 体験したい内容を検討する
- 知識レベルにあったツアーを選ぶ
- 時間や金額を考慮する
一つ目に、興味のあるテーマを検討しましょう。
歴史や芸術、自然など、何を見たいのか、体験したいのか考えます。
バーチャル観光であれば、国内だけでなく海外も体験できます。
行ってみたいけれど行けない国や、1回訪れたことがあるけれどまた行きたい場所などでもよいでしょう。
体験内容に関しても、バーチャル観光によって異なります。
体験できる内容はさまざまあるので、ぜひ自分の興味のあるものを探してみるとよいでしょう。
歴史などの知識を学ぶツアーであれば、難易度も考慮する必要があります。
もちろん1回のツアーの長さが10分程度のものもあれば、1時間以上のものもありますので、時間や予算もしっかり検討すると満足のいくバーチャル旅行ができるでしょう。
参加に必要な機材と環境設定
バーチャルツアーに参加する場合、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイスと安定的なインターネット環境があればすぐに参加できます。
バーチャルツアーによっても異なりますが、ZOOMなどのアプリを事前にダウンロードが必要な場合もあるため参加要件をしっかり確認しておくことが大切です。
さらにVR体験をする場合は、VRゴーグルやヘッドホンを用意しておくとより没入感を楽しめます。
世界の人気バーチャル観光スポット
世界の人気バーチャル観光スポットは多数ありますが、その中の一部を紹介します。
- マチュピチュ(ペルー)
- ナイロビ国立公園(ケニア)
- グランドキャニオン(アメリカ)
順番に紹介します。
マチュピチュ(ペルー)
引用:日本クラブ「マチュピチュ遺跡バーチャルツアー」
日本クラブやHISなどさまざまなところで展開しているマチュピチュのツアーは、現地スタッフとLIVEツアーで楽しむことが可能です。
インカ帝国の空中都市として有名ですが、実際に行くとなると時間も費用も要するだけでなく天候にも左右されるでしょう。
そのため気軽に体験できるバーチャルツアーは、非常に人気があります。
ナイロビ国立公園(ケニア)
引用:HIS「ケニア・ナイロビ国立公園サファリライブツアー」
大自然を満喫したいのであれば、ナイロビ国立公園のライブツアーなども人気です。
ライブツアーのため、どんな動物に会えるかは運しだいですが、それも楽しみの一つでしょう。
日本人ガイドが付いているため安心して、体験ができます。
グランドキャニオン国立公園(アメリカ)
引用:JTB「グランドキャニオン国立公園 オンラインツアー 公園内ハイキング編 」
さまざまなツアーがありますが、JTBのツアーはVRゴーグルをつけて公園内をハイキングできます。
そのほか、ヘリコプターで峡谷の上空を飛行したり、渓谷の底を歩いてみたりできるツアーもあります。
360度パノラマビューを楽しむ技術
バーチャルツアーの中には、360度パノラマビューを楽しめるツアーもたくさんあります。
360度パノラマビューはどのような技術なのか、楽しむコツなどについて解説します。
最新のVR技術の活用法
VR技術はより向上しており、今では高解像度・高画質を実現しています。
そのため、よりリアルで美しい360度映像を実現しました。
また頭の動きに合わせて映像が変化し、自然な視覚体験もできるようになったため、不動産の内見や教育、ゲームなどで活用されています。
スマートフォンでも楽しめる360度体験
360度体験は、パソコンがなくてもスマートフォンがあれば体験も作成もできます。
VRゴーグルに対応していないと思われがちですが、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすれば対応可能です。
またスマートフォン単体で、360度動画を撮影したり手軽に作成や共有もできたりします。
このようにパソコンや専用機器がなくても、360度体験は手軽にスマートフォンで楽しめるのです。
没入感を高めるコツとテクニック
没入感を高めるには、いくつかのコツがあります。
一つ目は環境を整えることです。
静かな環境でなければ没入感は高められないため、ノイズキャンセリング機能付きのヘッド本を選ぶことが大切です。
また、最近のVRゴーグルは視野が広くなっているものもあり、実際目で見た範囲と同程度まで見えるものもあります。
そのほか実際の体験ではないからと控えめにならず、身体全体で感じようとすることも大切です。
座ったままではなく、立ってみたり見渡してみたり手を伸ばしてみたり、体験してみようという気持ちをもつようにしましょう。
オンラインミュージアムツアーの楽しみ方
オンラインミュージアムツアーとは、世界中の美術作品を自宅で鑑賞できるツアーのことです。
日本だけでなく海外の美術館なども見られるため、今まで知らなかった作品などにも出会えるのが魅力でしょう。
通常みられない作品などもオンラインミュージアムだと見れる場合もあるので、ぜひ探してみてください。
美術館などは、周りの人や一緒に行った人などと合わせないといけない場合もあり、なかなかゆっくり見れないということも少なくありません。
一方でオンラインミュージアムであれば、自分のペースで混雑を気にすることなく、ゆっくり鑑賞が可能です。
繰り返し鑑賞したり、さまざまな角度から鑑賞したりするとよいでしょう。
オンラインミュージアムの場合、専門家による音声ガイドなどを用意している場合もあるため、作品への理解を深めるのにも適しています。
一度行ったけれどよく見られなかったり、これから行く予定の美術館の下見として楽しんだりするのもおすすめです。
バーチャル観光でのコミュニケーション術
バーチャル観光は貸切の場合もありますが、ほかのツアー客と一緒に観光するツアーも多数あります。
ガイドや他の参加者がいるのであれば、コミュニケーションをうまく取れればとても楽しい充実したひと時となるはずです。
本章では、バーチャル観光を体験したいけれどうまくコミュニケーションが取れるか悩んでいる方にコミュニケーション術を紹介します。
ガイドとの効果的な交流方法
ガイドのいるツアーに参加する際、なかなか話せない人は事前に質問を準備しておくとよいでしょう。
興味のある場所や文化、歴史など、事前に質問をまとめておくことで、より深い交流が期待できます。
またガイドは、観光している参加者に楽しんでもらうため経験してもらうために同行しています。
そのため積極的に質問しても、問題ありません。
ガイドの話をよく聞き、気になることがあれば積極的に話しかけてみると、あまり知られていないような興味深い話などが聞ける場合もあるでしょう。
他の参加者との繋がり方
ガイドだけでなく他の参加者とも繋がると、より思い出深いバーチャル観光になります。
グループチャットに参加すれば、他の参加者と気軽に交流できるので、ぜひ発信してみましょう。
自分から発信しないと、なかなか打ち解けることはできません。
積極的に自己紹介や会話に入り、距離を縮めることが大切です。
また、海外のオンラインツアーの場合、異なる文化を持つ参加者も多数います。
お互いの文化を尊重しながら、オープンな心で交流するとよいでしょう。
文化の違いを乗り越えるヒント
海外のバーチャル観光に参加すると、文化の違いに戸惑う場合もあります。
そのようなことにならないためにも、事前に文化について学んでおくと、より理解を深められます。
言葉の壁がある場合は、翻訳ツールを活用するとよいでしょう。
もし、言葉が喋れなかったとしても、ジェスチャーや表情で理解してもらいコミュニケーションをとることも可能です。
バーチャル観光の教育的価値
バーチャル観光は、教育的な価値もあります。
世界中の場所を、時間や費用をかけずに訪れることができるのはもちろんのこと、過去を再現することも可能です。
歴史的な建造物やイベントを、まるでタイムスリップしたかのように体験することもできます。
また火山や深海など、実際に訪れるのが困難な場所を安全に探検できます。
このように学びたくても、実際に訪れることが不可能な場所であっても体験できることは教育現場でも注目を浴びているのです。
地理、歴史、文化など、さまざまな教科の授業に活用できるほか、博物館や美術館のオンライン展示などで貴重な資料にも触れ合えます。
修学旅行に事情で行けなかった場合などに代替案としてバーチャル観光を取り入れている学校もあり、今後学校でも取り入れられる機会が増えていくでしょう。
実際の旅行計画への活用方法
バーチャル観光は、実際の旅行計画にも活用できます。
バーチャル観光をどのように活用するのか、解説します。
バーチャル下見の効果的な使い方
実際に旅行へ行く前に、下見としてバーチャル観光を活用できます。
360度パノラマを体験できるバーチャル観光であれば、現地の雰囲気をありのままに体験し
事前にイメージを固めることができます。
実際の雰囲気はもちろんのこと、ホテルやレストラン、交通機関など、周辺情報をバーチャル下見によって先に調べられるため、スムーズな旅行計画を立てることができます。
そのほか、移動時間の目安や実際の混雑状況もライブツアーなどを活用すれば確認可能です。
現地情報の収集テクニック
現地情報を収集するためには、できればガイドがいるライブツアーがおすすめです。
下見専用のバーチャル観光などもあり、現地のスタッフに役にたつ情報を得られます。
特に聞いておくと良い情報は以下の内容です。
- 気温や服装
- 物価
- おすすめのお土産
- おすすめスポット
- 便利なアプリ(タクシーなど)
- 観光地の混雑時間
- 流行っている商品
このように先に知っておくと良い情報を事前に収集しておけば、旅行中に失敗したり悩んだりすることもなくなるはずです。
リアル旅行とバーチャル旅行の組み合わせ方
リアル旅行とバーチャル旅行をうまく組み合わせると、より楽しむことができます。
前章で紹介した通り、下見としてバーチャル旅行を活用すれば、リアル旅行で時間を有効活用でき、困ることも減るでしょう。
一方リアル旅行にいくときには、一旦バーチャル旅行で体験をしているので、現地との違いを楽しむこともできます。
またリアル旅行に行ったあと、バーチャル旅行にいくのもおすすめです。
もっと見たかった場所に再度バーチャル旅行でいけば、新たな発見をすることもあるでしょう。
このようにリアル旅行とバーチャル旅行を組み合わせれば、新しい発見はもちろんのこと効率的にリアル旅行を楽しめるようになります。
バーチャル観光の魅力を知って新しい旅を始めよう
バーチャル観光は、場所や時間の制限なくリアルに近い体験を自宅でできます。
また無料で体験できるものや数千円でガイド付きで案内してくれるツアーもあるため、自分にあったバーチャル観光を選ぶとよいでしょう。
バーチャル観光は浸透しつつあり、さまざまな観光名所を訪れることができる一方、取り入れたいと検討している企業はどのようにつくるべきか分からないといったこともあるでしょう。
そのようなお悩みのある方は、株式会社マーブルへお問い合わせください。
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